2006年09月10日

ワールドGP決勝ラウンドから見えた事

 ワールドGP決勝ラウンドも後は、決勝戦を残すのみ
となったが、日本は最下位の6位に終わった。

 でも、この成績にガッカリする必要は無いと思う。
なぜなら、順当な結果だからだ。
参加6ヶ国の戦力分析をすれば《5強1弱》だもの。

結果よりも内容重視でいって、≪どんな負け方≫を
したかを分析するべきで、そういう点で見たら、
予選ラウンドよりもはるかに評価される内容だった。

≪勝てるはずの無い相手≫に対して、若手を起用して
実戦経験を積ませる。巧くいけば自信になるし、
完敗して、そこで挫けても這い上がってこない選手は、
所詮、その程度の人間だったと諦めればよいだけだ。

 だから【石川】にとって貴重な体験だったはずで、
これから始まる代表選手としての経歴を、非常に良い
スタートで飾れたんじゃないかな。

【木村沙織】は、守備面で穴になっていたけども、
この悔しさを糧として成長しなければいけない。
将来、日本の中心選手になり、ベテランと呼ばれる年齢
になった時に、この経験が必ず活きてくるはずだ。
 それは【大山】も同じだ。
 
しかし、柳本監督も大胆な采配を揮ったと思う。
決勝ラウンドで【石川】【小山】を長時間使うのは、
かなり勇気が必要だったろうが、この二人を育てるという
目的ならば、合格点あげても良いだろう。
この二人を育てる為にセッターを【竹下】に固定する
という考えならば、それも一つの選択ではあるけど−−−

【小山】は、ジャンプ力と明るい性格が注目されてるけど
メンタリティーの強さを感じるから、北京五輪では、
チームの精神的な支柱として貴重な存在になると思う。

≪勝ちゲームの中で若手を育てる≫という考え方は、
理想なんだけど、現在の日本と強豪との力関係を見れば、
それは不可能に近いものがある。
60・70年代あるいは80年代半ば頃までならば、
そのような若手育成方法が使えたけど、もうそのような
時代ではなくなった事を、『マスコミもファンも』
自覚するべきでしょう。
 
 中継するテレビ局は責任があるよ。
視聴率が取れる間は、バラエティー化して、散々煽って、
盛り上げておいて、ダメになったら見捨てるみたいな、
男子バレーと同じ扱いをしてもらいたくない。

 とにかく今回のワールドGP決勝ラウンドは
≪5強1弱≫の大会だったのを原点として、
今後の3大大会をどう戦うかを検討した方が良い。



posted by スポーツ中毒患者 at 11:36 | TrackBack(0) | 女子バレーボール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。